15㈪宝塚月組公演千秋楽観劇
美しくも華麗な男役美弥るりかさんのさよならショー観せて頂きたくて、超過密スケジュールの中、桜も終わりの花のみちを大劇場まで足を運びました。客席にはペンライトが置かれていて、本公演に引き続き行われる「さよならショー」でみやちゃんに客席全体から光の応援をする趣向で用意されたものでした。可愛くて美しい星組時代を経て、素敵にカッコイイ宝塚の男役としての美学を完成した美弥るりかへの惜別の涙をこの日流したのは私だけでしょうか💧イエ、気がつくと客席全体が哀しみの涙の渦でした。非情にも「さよならショー」の幕も下りた後、再び幕が上がるといよいよ最後のご挨拶の時がやって参りました💧今回の四人の退団者の最後の最後に大階段を下りたスター美弥るりかは「皆様との素晴らしい出会いに心から感謝・・・恋をし続けた宝塚大劇場とのお別れの時、この瞬間を胸に刻み、勇気を出して、新しい人生に一歩歩んでまいりたい」という言葉を残して、17年の年月を走りきり、恋する大劇場から、縁を重ねた客席の皆様方に別れを告げました。涙を堪えたそれはそれは美しい姿は誰からも愛された魅惑のスター美弥るりかに相応しい引き際でした。限りあるのは宝塚の宿命・・・だからこそ美しく儚い!美弥るりかさんの今後の人生に幸多かれ!と願いつつ私は大劇場を後に致しました。
素敵なペンライト❤
公演は宮本武蔵と佐々木小次郎の巌流島の戦いをクライマックスに描いた「夢現無双」とショーは「クルンテープ天使の都」
大衆に愛され国民文学と称された昭和の歴史時代作家吉川英治の世界観をタカラジェンヌがどう演じるか興味津々でしたが、結果は素晴らしい!流石!両雄共に貫禄で舞台を盛り上げていました。それにしてもファンだった私でさえ忘れかけていた吉川英治作品に良くスポットをあててくださいました。感謝です。今では少々埃臭くなってしまった吉川英治全集に私も目を向けることが出来、若き日の感動を思い出したりしています。父の本箱に見つけて読んだ「宮本武蔵」ベストセラー「三国志」未完に終わった「新水滸伝」等懐かしく思い出して居ります😆
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